JPM / VALUE IN MOTION01 / 05

IGNITION / 01

可能性を、起動する。まだ名前のない事業が、動き始めます。JPM / NEXT EXPERIENCE

LinuxのサーバーでHP・予約・業務アプリを運用する会社の経営者へ

Linuxの重大な弱点。アプリの更新とは別に、何を確認する?

「HPは更新済みです」。そんな報告があっても、の土台まで同じ更新で直るとは限りません。Linux(リナックス)の通信処理に、外部からの接続でサーバーの停止や不正な処理につながるおそれのある問題が公表されています。保守会社へ聞きたいのは、アプリの版だけでなく、使っているOSと、実際に動いているカーネルです。対象は製品・系列ごとに照合し、全Linux・全サイトが同じ状態とは決めつけません。

記事公開・一次資料確認:2026-11-01 / 問題の公表:2026-10-15(CVE)/10月30日(Red Hatの詳細案内) / 日本プロダクトマネージメント合同会社

更新する場所を、分けて確認

アプリの更新と、
サーバーの土台は別

ホームページやアプリPHPなどの更新
サーバーの土台Linuxカーネル
アプリの更新だけで今回の対策完了とは判断しません。OSの配布元・稼働カーネルを保守担当と確認。

どんな機能? 名前を知らなくても、使っているかも。

Linuxは、などを動かすOS(オーエス、基本ソフト)です。カーネルは、その中心で通信やメモリー、機器を扱う部分。(ピー・エイチ・ピー)や予約アプリなどの更新とは、確認する部品と担当が異なります。RHEL(レル、Red Hat Enterprise Linux)やUbuntu(ウブントゥ)という配布元・製品名も、更新先を選ぶ手掛かりになります。

たとえば、予約フォームを直しても、そのフォームを動かすの基本ソフトが同じ状態で残る場面です。これは仕組みを理解するための架空例で、特定の店舗や顧客の被害ではありません。クラウドやレンタルサーバーでも、自社・保守会社・提供会社の誰がOSを更新する契約かを確認します。

何が起きるおそれがある?

-2026-98432(シー・ブイ・イー、弱点の識別番号)は、IPv4(アイピーブイフォー、ネット通信の方式)のTCP(ティーシーピー、通信の接続・データ交換の仕組み)処理に関係します。同時に進む処理のタイミングが重なると、使い終えたはずのメモリーを別の処理が参照してしまう問題です。Red Hatは、ログインしていない相手によるメモリー破損や停止、条件によって不正な命令実行につながるおそれを説明しています。命令実行には精密な条件が必要で、アクセスすれば必ず乗っ取れるという意味ではありません。

Linuxの公開記録とRed HatはCVSS3.1で9.8・(クリティカル、重大)と評価しています。UbuntuもCVSS3.1は9.8ですが、同社の対応優先度は(ハイ、高)、CVSS4.0は8.3・Highです。Red Hatの点数は確認時点の暫定評価です。尺度と評価元を混ぜず、自社の被害確率とも扱いません。外部からのIPv4 TCP接続を受ける構成は特に確認が必要です。実悪用は今回未確認で、照合したCISA (シーサ・ケブ、既知悪用一覧)にも登録はありません。未登録は安全や攻撃不存在の証明ではありません。

サーバーを守る更新は、誰が担当しますか?

保守担当へ、3点をつないで確認

  1. 01 · 稼働環境

    OS・配布元と
    動いている版

    Ubuntu、Red Hatなどの配布元と、実際に動くカーネル・パッケージを照合。

  2. 02 · 対応状況

    対象か、対応する
    修正があるか

    配布元の対象・修正状況を確認。作業中の版は、提供済みではありません。

  3. 03 · 反映と確認

    反映方法と
    いつもの業務

    再起動などの反映方法を担当と確認。ログイン・保存・注文などの動作を試します。

必要な停止時間、更新前の控え、戻し方も一緒に相談。対象や反映状況が不明なら、確認を続けます。

Linux(リナックス)のカーネルは、通信や機器を動かすOSの中心部分です。JPMが作成した確認の順序で、全Linuxを一律に対象とする図ではありません。

対象と、修正を分けて確認する。

影響するバージョン・条件
Red Hatの詳細案内はRHEL 8・9・10とOpenShift Container Platform、RHELのカーネルを使う関連製品を対象に挙げています。Ubuntuでは、たとえばlinuxパッケージの22.04 LTS・24.04 LTSに「Vulnerable work in progress」(対象で、修正を作業中)の表示があります。同じOS名でも、クラウド向け・HWE(エイチダブリューイー、新しい機器向け)などのパッケージ系列で状態が違います。担当者が、配布元、OS版、パッケージ名、稼働中の版と接続範囲を組にして原表と照合してください。
修正版・更新先
上流のLinux公開記録には、5.15系列なら5.15.223、6.1系列なら6.1.190などの修正境界が載っています。これは、利用中のRHEL・Ubuntuへその番号を直接入れる案内ではありません。配布元は独自のパッケージに修正を取り込むことがあるため、その製品・系列の正式な更新案内を確認します。Red Hatは修正を急いでいると案内し、Ubuntuの前述の行は確認時点で作業中でした。作業中の欄に版番号があっても提供済み・適用済みとは扱いません。確認後に提供状況は変わるため、担当者が最新の修正済みパッケージと互換性を再照合します。
あわせて知っておきたいこと
Red Hatは、特定のIPv4オプションを含む通信のフィルターで影響範囲を減らす暫定策を案内しています。ただし、完全には防げず、必要な業務通信を妨げる場合があります。一般のTCPオプションと同じものではなく、初心者が通信全体を止める設定へ置き換えないでください。採否・検証・解除はネットワークとOSの専門担当に依頼します。アプリ向けの(ワフ、Web通信を調べる防御)やだけの更新で、このOS側の修正が済んだとは扱いません。

確認日以降に、新しい修正や案内が出る場合があります。適用時は保守担当者が最新の公式情報と照合してください。

担当者と、何から進める?

  1. 01

    更新の担当と、実際に動くOS・カーネルを確認する

    HP制作会社のほかに、会社やOS保守の窓口がないか確認します。製品・OS版・パッケージ系列・稼働版・外部からの接続範囲を照合し、対象判断の根拠と次の確認日を記録。経営者が攻撃用の通信を送って試す必要はありません。

  2. 02

    修正の提供待ちと、暫定策の採否を分ける

    対応済み・修正を作業中・対象外のどれかを配布元の表で確認。すぐ更新できなければ、公式の限定的な緩和策、接続範囲の見直し、代替業務や停止の要否を責任者と専門担当が判断します。全国・全システム一律の停止や、国別制限だけで安全とする案内ではありません。

  3. 03

    バックアップ、停止予定、戻し方をそろえる

    一般的な準備として、データ・設定・起動のための情報を控え、別環境で戻せるか確認します。不審な動きがある場合は変更前になどの記録を保全し、調査の担当へ相談。修正の取り込み方、再起動などの反映方法、必要な停止時間・工数・費用は環境別に決めます。

  4. 04

    更新の反映と、仕事の操作を両方確かめる

    ファイルを入れた版と、いま動くカーネルが対応しているかを担当者が確認します。個人情報を使わない別環境で、HP表示、ログイン、問い合わせ・予約の保存や通知、必要な通信を検証。へ実問い合わせ・実予約を送らず、再開条件と問題時の復旧を確認します。脆弱な旧版に戻すだけを安全な復旧とは扱いません。

保守会社に、このまま聞けます。

【Linuxカーネルの更新と業務継続の確認依頼】 CVE-2026-98432について、当社のサーバーが対象か確認してください。 1. OSの更新担当・配布元・OS版・カーネルのパッケージ系列と稼働版 2. IPv4 TCPの接続範囲と、対象/対象外を判断した公式の根拠 3. 正式な修正パッケージの提供状況、未提供なら再確認日と暫定策の可否・副作用 4. バックアップと復元、必要なら更新前の記録保全・侵害調査の担当 5. 別環境での業務テスト、反映方法、停止予定・工数・費用 6. 再開条件、問題が起きた場合の戻し方、適用後の稼働版確認 ※パスワード・秘密鍵・顧客データ・非公開のサーバー設定は一般の相談フォームへ送らないでください。

停止時間・費用・戻し方まで含む確認文をコピーする →

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