JPM / VALUE IN MOTION01 / 05

IGNITION / 01

可能性を、起動する。まだ名前のない事業が、動き始めます。JPM / NEXT EXPERIENCE

Windowsの業務ソフトを使う企業・保守担当者へ

Sentinel Keys Serverの重大な弱点。保守会社へ何を聞く?

「その名前のソフトは買っていないから、関係ないかな」。業務ソフトの部品までは把握しにくいものです。Thales(タレス)のSentinel Keys Server(センチネル・キーズ・)には、なしでWindowsの強い権限を奪われるおそれがある重大な問題が公表されました。対象はWindows版の1.3.8.0未満です。まずは正確な部品名、稼働中の版、更新する担当を、業務ソフトの提供元と照合してください。

記事公開・一次資料確認:2026-10-31 / 問題の公表:2026-10-30(UTC)/10月31日(日本時間) / 日本プロダクトマネージメント合同会社

使っているソフト、その部品は?

表の名前と、
裏の部品を照合する。

いつも使う画面業務ソフト

製品名・保守窓口を確認

利用条件を確認する部品Sentinel
Keys Server

Windows機・部品版を確認

提供元へ、互換性のある修正と
業務が使えることの確認を。

業務ソフトとライセンス部品を分ける、JPMの説明図です。実際の同梱・配置は提供元へ確認し、全Windowsや別のSentinel製品へ対象を広げません。

どんな機能? 名前を知らなくても、使っているかも。

Thales(タレス)のSentinel Keys Server(センチネル・キーズ・)は、ソフトの利用条件を確認するライセンス保護の部品です。メーカーの旧移行資料には従来製品側の構成要素として載っています。業務ソフトの商品名と、内部で使うライセンス部品名・版が同じとは限りません。

説明用の場面です。いつもの業務ソフトが起動していても、そのライセンスを確認する部品の保守担当は別かもしれません。実際に当該部品を使うか、どのWindows機で動くかは提供元へ確認します。特定の業種や国内企業への導入を確認した例ではありません。

何が起きるおそれがある?

-2026-78403(シー・ブイ・イー、弱点を識別する番号)は、も利用者のクリックも必要としない条件の問題です。対象サービスへ通信が届く相手から、NT AUTHORITY SYSTEM(エヌティー・オーソリティー・システム、Windowsで非常に強い操作権限)で不正な命令を実行されるおそれがあります。

メーカーが登録した公開CNA(シーエヌエー、を登録する機関の情報)の評価は(クリティカル、重大)。(シー・ブイ・エス・エス)の方式4.0では9.3、方式3.1では9.8です。方式が違う点数で、自社の被害確率ではありません。今回、実悪用は未確認で、18時以降に照合したCISAの既知悪用一覧にも登録はありません。未登録を安全の証明とは扱いません。

対象と、修正を分けて確認する。

影響するバージョン・条件
Windows上で稼働するSentinel Keys Serverの1.3.8.0未満が対象です。業務ソフト本体やドライバー・インストーラーの版番号を、部品の稼働版と取り違えないでください。別のSentinel LDK(エルディーケー)・RMS(アールエムエス)等や、Windows全体の問題へ広げません。接続できる範囲は、社外だけでなく社内も担当者が確認します。
修正版・更新先
公開CNAは最新の版への更新を推奨しています。1.3.8.0は対象範囲の境界で、いま配布されている最新版や、各業務ソフトに合うインストーラーを確認した数値ではありません。正規のソフト提供元・保守会社へ、互換性を確認した修正と手順を依頼してください。メーカー詳細KBは契約者の・製品の利用権限が必要で、今回、配布物・詳細手順・再起動条件は取得できていません。
あわせて知っておきたいこと
同じ製品の1.3.8.0未満には、別の-2026-78402もあります。こちらは既に低い権限を持つローカルの攻撃者がSYSTEMへ昇格する条件で、メーカー評価は(ハイ、高)7.3(方式4.0)・7.8(方式3.1)です。78403のなしの遠隔攻撃とは分けます。実悪用や2件を組み合わせた攻撃は今回未確認で、High単独の緊急ニュースとして扱いません。

確認日以降に、新しい修正や案内が出る場合があります。適用時は保守担当者が最新の公式情報と照合してください。

担当者と、何から進める?

  1. 01

    使う部品と、責任者をそろえる

    業務ソフト名、保守窓口、正確なライセンス部品名、稼働中の版とWindows機を確認します。経営者が管理者権限で未知の命令を実行したり、名前の似たドライバーを入れたりする必要はありません。対応の確認を先延ばしにせず、提供元へ対象と優先順位を聞いてください。

  2. 02

    接続範囲と、記録の扱いを決める

    対象HTTP(エイチティーティーピー、Web等の通信の方式)サービスへ、どの端末・ネットワークから接続できるかを専門担当が確認します。必要な接続制限、停止の要否、代替業務を責任者と判断します。不審な動きがある場合は(動作の記録)などの保全・調査を別に相談し、自己判断の削除や初期化を避けます。製品専用の判定方法は今回未取得です。

  3. 03

    正規の修正と、復旧できる準備を合わせる

    提供元が互換性を確認した更新と、設定・業務データ・ライセンス情報の(控え)と方法を決めます。ライセンス関連ファイルをコピーするだけで戻せるとは限りません。とは別の環境で試せるか、停止・再起動、作業担当、工数・費用、再開条件と戻し方を合意します。

  4. 04

    更新後は、実際の仕事が使えるかを確かめる

    部品の稼働版、業務ソフトの起動、正規利用者のライセンス認識、保存等の主要操作を確認します。複数端末を使う構成なら普段の利用も対象にします。不具合時に脆弱な旧版へ無条件に戻さず、接続範囲を含む代替策を提供元と相談。適用記録、未確認点と次の担当を残します。

保守会社に、このまま聞けます。

【業務ソフトとSentinel Keys Serverの確認依頼】 当社が利用する業務ソフトに、Windows版Sentinel Keys Serverが含まれるか確認してください。 1. 正確なライセンス部品名と、どのWindows機で何版が稼働しているか(driverやinstallerの版と区別) 2. CVE-2026-78403の対象判断と、その根拠 3. 対象HTTPサービスへ、社外・社内のどの範囲から接続できるか 4. 提供元が互換性を確認した修正の配布物と、業務ソフトへの対応条件 5. バックアップと復元方法、停止・再起動の要否、作業担当・工数・費用 6. 更新後の版確認、業務ソフト起動・ライセンス認識・保存など主要操作のテスト 7. 不具合時の戻し方、侵害を疑う場合の記録保全・調査担当と未完了事項 ※パスワード、ライセンスキー、顧客データ、メモリダンプなどの機密情報は、この確認依頼や一般の相談フォームへ添付しません。

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