30-SECOND ANSWER

まず、結論。

プロダクトマネジメントとは、プロダクトを通じて事業を成功させ続ける営みです。本サイトでは、顧客に使われ続けることで継続的な価値と収益を生む対象を「プロダクト」と定義します。

01

まず、プロダクトを定義する

プロダクトは完成物ではありません。顧客が選び、使い、対価を払い続けることで価値と収益を生み続ける対象です。完成した瞬間ではなく、利用と収益が続くかどうかで成否を判断します。

この定義に立つと、リリースはゴールではなく検証の開始です。使われない機能を増やすより、誰のどの行動を変え、なぜ対価が生まれるかを明らかにすることが先になります。

02

プロジェクトとの違い

プロジェクトは期限内に成果物を完成させる有期の活動です。プロダクトは、価値と収益を生み続ける無期の事業対象です。必要な判断軸が違います。

観点プロダクトプロジェクト
目的選ばれ、稼ぎ続ける要求を満たして完了する
時間継続。撤退判断まで開始と終了がある
不確実性課題・解決策・市場を探索決めた範囲を実行
中心指標顧客行動・継続・売上・利益品質・コスト・納期
03

PdMが引き受ける5つの判断

PdMの中心は、すべてを自分で作ることではなく、事業の成功確率を上げる意思決定です。

  • どの市場で、誰を顧客とするか
  • 顧客の何が本当の課題か
  • どの解決策なら行動が変わるか
  • 何を先に検証し、何を作らないか
  • 継続・拡大・ピボット・撤退のどれを選ぶか
04

「課題」を三層に分ける

課題という言葉を一括りにすると、経営と現場の会話が噛み合いません。本サイトでは、事業目標、事業機会、顧客課題の三層で扱います。

問い主な決定者
事業目標いつまでに、どれだけ稼ぐか経営とPdM
事業機会どの市場・機会を狙うか経営とPdM
顧客課題誰の、何の痛みを解くかPdMが仮説検証
05

最初の顧客課題は、答えではなく仮説

0→1では、最初から完璧な顧客課題が与えられることは前提にできません。インタビューの賛同ではなく、過去の行動、発生頻度、現在の代替手段、放置損失、支払意思で確かめます。

問題が弱ければ、機能を足すのではなく、顧客セグメント・課題・価値提案のいずれかを見直します。

06

このガイドが扱う範囲

中心は市場向けの営利プロダクト、とくに0→1の立ち上げです。1→10は接続点を扱い、10→100の組織設計は別テーマとします。

参照資料

定義・研究・公的情報は、可能な限り発行元または原著へリンクしています。

JPM
運営・編集責任日本プロダクトマネジメント合同会社

事業開発とプロダクト実装の経験をもとに、初めてPdMとして動く人が現場で使える判断基準を整理しています。AIは調査整理と実装を補助し、主張・判断・公開責任は運営者が負います。

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