この記事の目次
YOUR MOVE / こんなとき、どうする?
営業から「顧客が欲しいと言ったので、予約変更画面を追加して」と依頼されました。
そのまま開発へ渡しますか。それとも何を聞きますか?
要望をと検証へ分ける記入例、の仕事と役割の境界を確認できます。
本文で判断の手順を読む ↓判断の流れを、一枚で。
- 01事業の目標
- 02顧客の困りごと
- 03判断と責任
- 04次に取る証拠
| 観点 | ここで止めない | 次に確かめる |
|---|---|---|
| 目的 | 何を作るか | 誰の行動と事業成果を変えるか |
| 役割 | すべてを自分で実行する | 判断する範囲と協力者を揃える |
| 成果 | リリースできた | 利用・継続・収益を確かめる |
仕事ではなく、成果で捉える
インタビュー、、仕様書、計画は手段です。成果は、顧客行動が変わり、売上や利益につながった状態です。手段の実施件数を評価指標にしないことが重要です。
基本の仕事は6つの循環
の現場では一直線に進みません。検証結果に応じて前の段階へ戻ります。
- ↗とを経営と握る
- ↗市場とを絞る
- ↗のを立てて検証する
- ↗解決策とを比較する
- ↗作る前に販売・利用意向を検証する
- ↗最小実装を届け、行動と収益を測る
一週間の時間配分例
立ち上げ期では、社内調整だけで一週間を使い切らない設計が必要です。
| 活動 | 目安 | 目的 |
|---|---|---|
| 顧客・市場 | 30% | を事実に近づける |
| 戦略・数値 | 20% | 事業性と優先順位を決める |
| デザイン・技術 | 25% | 解決策のリスクを落とす |
| 販売・ | 15% | 対価が生まれるか確かめる |
| 共有・意思決定 | 10% | チームを同じ方向へ進める |
最初に作るべき成果物
分厚い企画書より、と判断が更新できる薄い成果物を揃えます。
- ↗1枚の・
- ↗と
- ↗根拠付きのインタビューログ
- ↗と検証計画
- ↗・・学習指標
- ↗
一つの要望を、顧客課題と検証へ書き換える
の要望を受けたら、依頼の言葉をそのまま開発の順番へ変える前に、誰がどの場面で困るかを確認します。顧客の事実、チームの、試すこと、次に決めることを分けると、未確認のを話し合えます。
以下は予約サービスの架空例です。実際の顧客の調査結果ではなく、判断を整理する書き方を示しています。自社の一つの要望を選び、分からない欄は未確認のままにして、誰がいつ確認するかを決めてください。
| 整理する欄 | 架空例 | まだ確かめること |
|---|---|---|
| 受け取った要望 | 予約変更の画面を増やしたい | 誰の要望か、どの作業で必要になったか |
| 顧客の困る場面 | 予定が変わると変更方法が分からず電話するという | 実際の問い合わせ内容、発生頻度、現在の代替 |
| 変えたい行動 | 変更条件を読んで、自分に合う手続を選べる | 画面追加だけで解けるか、案内の改修で足りるか |
| 最初に試すこと | 説明の試作を見てもらい、次の行動を選べるか確認 | 対象者、許可された資料、担当と確認期間 |
| 続けるかの判断 | 選び方が分かるかと、残る不便を記録して次を決める | 売上の効果を断定せず、業務や費用への影響も確認 |
PdMとPjMの境界
や解決策が未検証ならの探索領域です。課題・解決策・仕様が固定され、予算と期限の中で完成させるならの実行領域です。現場では両方が必要ですが、同じ判断として混ぜないことが大切です。
この記事の学習目標・次に試すこと
この記事でできるようになること
- 01PdMの仕事内容:「この機能が欲しい」と言われたら、どう動く?の要点を、自分の言葉で説明できる
- 02自社の案件で、使う場面と使わない場面を区別できる
- 03自分の役割と、いま決められる範囲を一枚に書く
読んだ内容を、仕事へ移す。
画面を閉じる前に、資料を見ずに答えてください。思い出すことで、理解の抜けと次の行動が見えます。
30秒で答える:この記事の結論は? +
の仕事は、を特定し、解決策の価値・使いやすさ・実現性・事業性を検証し、優先順位を決め、成果が出るまで学習を回すことです。
自社で試す:今日つくるものは? +
自分の役割と、いま決められる範囲を一枚に書く。完成度より、次の会話や検証に使える状態を目指します。
この記事の学びを残す
自社で学ぶ → 方法を選ぶ → 必要なところを相談する
プロダクトマネジメント。次は、自社の課題で試す。
顧客課題・コンセプト・検証・優先順位を、実務の成果物で学ぶ。
手順・比較・記入例を学ぶ →まず自社でできる3つの整理
- 事実と仮説を分け、顧客の課題を一つに絞る
- 何が分かれば次へ進むか、判断基準を書く
- 試した結果と、次に変えることを記録する
どこまで自社で進める?
自社で進める目安小さな検証と振り返りをチームで続け、意思決定者と責任範囲を揃えられる場合。
プロへ相談する目安判断が属人化する、顧客検証が進まない、チーム共通の進め方や伴走が必要な場合。
分からないところから、相談できます。
相談前は「対象の事業・商品/チームの課題/判断したいこと」の分かる範囲だけで構いません。資料が揃っていない場合も、その旨をお知らせください。
日本プロダクトマネージメント合同会社が支援できる範囲を確認します。相談の送信だけで有料契約は始まりません。実施範囲・費用・日程は個別に確認します。
PRIMARY SOURCES
参照資料
定義・研究・公的情報は、可能な限り発行元または原著へリンクしています。


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